冷たくても美味しい焼き芋「紅天使」【茨城発、人気急上昇中!】

今、茨城県にある焼き芋専門店「ポテトかいつか」では、冷たい焼き芋が大人気だそうです。

夏場にもかかわらず、朝10時の開店前には10名以上の行列が並ぶほど。

焼き芋といえば冬の定番で、ホクホクとした食感とやさしい甘みが親しまれていますが、夏場でも冷やして美味しく食べられる焼き芋とは、一体どんな味なんでしょうか?

冷たい焼き芋の味とは?

食べた人の感想によると、「まるで黒蜜をたっぷりかけたような濃厚な甘み」のある焼き芋だそうです。

食感も、ホクホク感のような口の中でばらける感じではなく、ねっとりしていて、ちょっと家では作れない味なんだとか。

甘さの秘密は?

この甘さの秘密は、芋の種類にあります。

使っているのが、ポテトかいつかオリジナルブランドの「紅天使

非常に糖度が高く、甘くてとろけるような食感の焼き芋になるんだそうです。

芋の品種以外にも、秘密があります。

収穫後すぐに焼き芋にするのではなく、温度を10度に保った倉庫の中で1年間保存して熟成させます。

こうすることで芋の水分が抜け、糖度が増して甘みが凝縮され、そのうえ、腐りにくく病気になりにくい芋になるんだそうです。

糖度を計ると、収穫時に30前後だったものが、1年間熟成した後は40前後にまで上昇するとのこと。

どこが作ってる?

この冷たくても甘いサツマイモを販売しているのは、茨城県つくば市にあるサツマイモ専門店のポテトかいつかです。

元々サツマイモの卸問屋としてスターとしたポテトかいつかは、茨城のさつまいもを広めるため、自社でも焼き芋の提供を始めました。

研究室を作り、さつまいもの糖度を上げる方法の研究をしながら、自社の農場で実際にさつまいもを育てて、焼き芋に適した芋の追求をしています。

美味しくてヘルシー

新鮮な紅天使を切ると、ふちから白い液があふれます。

この白い液はヤラピンという成分で、腸内の環境を整えてくれる性質を持つとのこと。

紅天使には、このヤラピンが特に多く含まれています。

甘さだけではなく、ヘルシーなのも人気の秘訣となっています。

ヤラピンとは?
さつまいもを輪切りにしたときに出てくる白い乳液状の成分です。
胃の粘膜を保護したり、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進し便をやわらかくする緩下(かんげ)作用があり、健康食品などにも用いられている。
根だけでなく、葉や茎にも含まれ、加熱しても変質しません。
さつまいもが便秘に効果があるのは、さつまいもに豊富な食物繊維とヤラピンの相乗効果によるものと考えられています。

ネットでも販売しています

この紅天使は、ポテトかいつかの公式オンラインショップでも購入できます。

2016年物の紅天使は、1kg1,570円で販売中です。

楽天でも産直特選ギフトとして紅天使を使った手作りプリンセット(6個入り)が販売されています。

まとめ

以上、今人気の冷たくても美味しい焼き芋の秘密についてでした。

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